第2クール合同レッスンリズム:ショッチ

課題曲:モレーナ トロピカーナ



3月13日(土) 課題:XOTE (ショッチ)合同レッスン①

ショッチはどこから来たのか?
  • Xote(ショッチ)という言葉は、スコットランドのポルカに基づいた、ドイツの ダンス「Schottish」という言葉に由来している。ポルトガルで、”Chotiça”という名 前が付けられ、ブラジルでXote(ショッチ)と言う名前を得た。
  • その後、1851年にダンス講師だったジョゼ・マリア・トゥーサンによっ てブラジルに持ち込まれた。
  • 貴族社会によって親しまれていたものが、ブラジルで 貧しい人々による様々な 分野で新たな形成を得た。
  • Xoteは人気を博し、様々なスタイルの音楽に存在している。ブラジルでは: 例え ば、ショーロ界、ブラジル南部のガウーショやブラジル北東部のフォホーにおいて 存続している。
※フォホーは、ブラジルの北東部で始まったお祭りであり、特に6月のお祭りで非常 に人気があり一般的なものである。
  • ペアーで踊るブラジル南部のガウーショ・ダンスは"ヨーロッパ系" スタイルが強 い。 (ショッチガウーショ=ブラジル南部の牧童)
  • 1940年代に起きた、ルイス・ゴンザーガ(ブラジルは北東部ペルナンブーコ出身のブラジルを代表する著名な音楽家)現象の後、ジャクソン・ド・パンデイロ などの北東部出身のアーティストによるブラジルのポピュラー音楽のアイデンティ ティの作成が基本となり、北東部が母体となり人気を博した。
  • ゴンザーガは、フォホーの基本的な、アコーディオン、ザブンバとトライアングルと 言うトリオのスタイルを形にした。
  • ショッチの北東部ダンスはより官能的で、そしてブラジル全土で踊られている。
  • 1970年以降ショッチは、ジルベルト・ジル、ドミンギーニョス、エルバ・ハマー リョ、アルセウ・バレンサやジェラルド・アゼヴェードなど、MBP(ブラジルポ ピュラー音楽)の偉大なアーティスト達による作曲に使われているリズムである。
  • 今日、ショッチは、ブラジルの様々なアーティスト達によって、ラジオやインター ネット上やフェスタ・ジュニーナで演奏され、ダンス音楽として使用されている。
  • レゲエ音楽との類似性は、ショッチを新世代へ「近代化」するためにも使用され た。
  • マリーザ・モンチによる”Xote das Meninas”の録音は大ヒットを飛ばした。 日本でも著名な、マルコス・スザーノとの録音による音源。
  • ショッチは、2001年以降モノブロコによってエスコーラ・ヂ・サンバのサン バ楽器によって演奏されるリズムとなり、ブラジルのストリートカーニバルのレ パートリーの一つとなった。


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