第1クール SAMBA (サンバ) 合同レッスン①
初回レッスンいかがでしたでしょうか?!
1月22日(金) 課題:SAMBA (サンバ)合同レッスン①
ノート⑴
● サンバのベーシックとなるフレーズについての解説
・DO CABULA (カブラ)とは=ブラジルで19世紀の終わりに、アフリカ系ブラジル人の宗教的運動を起源に発したカンドンブレで演奏されるリズム。
後にブラジルのバイ-ア州、エスピリト・サントス州, ミナス・ジェライス州, リオ・デ・ジャネイロ州で発展しました。
カンドンブレ(奴隷にされたアフリカ人によってブラジルにもたらされ、確立された宗教の一つで、アフリカ土着信仰とカトリックへの強制改宗、南米先住民の心霊信仰などが混ざり合ったブラジルの民間宗教の一つ。
LÉ (Candomblé Agudo)とは、カンドンブレに使われるブラジルハンドドラム樽(たる)=アタバキの高音の役割をし、LÉはサンバを誘導する役割がある。
・GAN( アゴゴ=鐘の音)とは=Teleco-teco(テレコ・テコ)の原点である。
・DO PARTIDO ALTO(パンデイロ) = ①ラテン音楽の基本的なグルーヴを出すリズムパターン、クラーベのフレーズ。②サンバ学校(エスコーラ・ヂ・サンバ)で使用され、肩に置いて叩くカイシャの原点となる。
この2つのリズムの基本は、1、2、3、4の1と4がシンコペーションを刻み、2と3はリズムの表拍子と裏拍子で成り立っている。
ノート⑵
● サンバを誘導する役割
・原点:カンドンブレのLÉ(アタバキ)
・サンバ:使用される楽器=ショカーリョ、ストレートに刻まれるリズムパターンのカイシャや、ヴィラ・イサベル(Vila Isabel)で演奏されるカイシャのチンバウのパターン、ヘピニキのパターン(TUKALAKATUKA)、タンボリン(Carreteiro=カヘテイロ)
● サンバの基本となる拍子をマークする役割
・エスコーラ・ヂ・サンバ:第一スルド(スルド・ヂ・プリメイラ)は2と4の頭拍、第二スルド(スルド・ヂ・セグンダ)は1と3の頭拍でリズムをマークする。
注)エスコーラ・ヂ・サンバのマンゲイラやエスコーラ以外ではサンバを演奏するときは、スルド ①を基本とする。
ノート⑵
● サンバのパルチードアルト
・原点(パンデイロのフレーズ)=アゴゴのパターン2、エスコーラ・ヂ・サンバで使用されて肩に置いて叩くカイシャのパターン、第三スルド(スルド・ヂ・テッセイラ)のリズムパターン
● サンバのテレコ・テコ
・原点(アンゴラに由来するカンドンブレで使われるGAN=アゴゴのフレーズ)
・サンバで使われるタンボリンのパターン②
・アゴゴのパターン①